救急医求人TOP >> 救急医の転職FAQ >> 救急医の専門医は?
救急医療の現場では、救急医が各分野の専門医と連携をとることによって、多くの患者の命を救っています。しかしその専門医も、常にいるとは限りません。そしてそれによって、本来救えたはずの命が失われてしまうこともあるのです。普段は救急医の世話になることもないためなかなかイメージできない人もいますが、これはとても重要な問題なのです。
実際の救急医療の現場では、医師の需要と供給のバランスがとれておらず、深刻な医師不足の問題が起きています。ギリギリの状態で持っている現場であるため、ほんの少しの問題で一気に崩壊してしまう危険性もあります。その問題を解決する方法の1つとして、救急医の専門医があるのです。
診療科に関係なく、病気やけが、やけどに中毒といった急病に対応できる医師がいるだけで、救急医療の現場環境は大きく改善できます。さらには救命救急処置や集中治療に関する専門知識があれば、さらに他の科目と連携をとりやすくなるのです。もちろん救急医の専門医にすべての負担がのしかかるというわけではなく、何かあったときに指揮を執れる人間がいるだけで、もしもの時に動きが止まってしまうことも防げます。
救急医の専門医は、まだまだ多いとは言えない状況です。求められる知識や技術も豊富であることから、実際になるのも大変なところはあります。初期臨床研修で2年、そして救急勤務歴が3年あること。さらにはこの3年の期間のうち、救急専従歴が1年必要です。その上で診療実績があり、専門医試験に合格することによって救急医の専門医になることができます。もちろんそれだけで終わりではなく、5年ごとの更新も必要です。
もっと細かく見ていくと、救急医の専門医になるのがどれだけ大変なことなのかも見えてきますが、実際にその資格を得ると活躍の場は一気に広がります。現場でも重要なポジションを担うことになり、それまで以上にやりがいのある仕事ができるようになるでしょう。
救急専門医といっても、本当の意味で各科目の専門医に比べると専門性に乏しいというイメージを持っている人もいます。しかしそれは大きな誤解です。幅広く専門的な知識を有すること、そして時間の制約がある中で適切な治療、ときには根本治療まで担当することになるため非常に重要な役割を持っています。
救急医の専門医は、その知識や経験を活かし、将来的にほかの科目でも即戦力として活躍できる能力が求められます。先のことを考えれば、その経験は決して無駄なものになりません。救急医一本で進んでいくのか、それとも別な道を選ぶのかはその人次第ですが、その際にも大きな力になってくれるものなのです。
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